猟銃等講習会(初心者講習)

申込はいつまで? 締切は「当日」から「前月末」まで、都道府県で1か月以上違います

猟銃等講習会は都道府県公安委員会(各県警察)が実施するため、全国共通の申込締切がありません。「1週間前でいいだろう」と考えていると、県によっては1か月分まるごと待つことになります。逆に熊本県のように当日その場で申し込める県、新潟県のように申込の前に抽選の事前登録がある県、山形県のように締切ではなく受付開始日が決まっていて早い者勝ちの県もあります。47都道府県すべての警察の公式ページを実際に開いて、書かれている表現のまま一覧にしました。

最終更新:2026年8月22日(47都道府県すべての締切記載を、出典の公式ページ・公告PDFと機械照合で突合し直しました。愛媛県は県警サイトの再編、神奈川県は記載の新設を反映。初回の実確認は2026年8月10日〜15日)

▶今から間に合う対策

講習会の日程は都道府県警ごとに違います。下の表で自分の県の日を確かめ、その日から逆算してください。

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ご利用にあたって:本ページおよびアプリ「猟銃許可トールEX」は、警察庁・都道府県警察・公安委員会などの公的機関とは一切関係のない、個人開発の非公式サイト・アプリです。日程・締切・手数料・提出書類などの正式な情報は、必ず受講を予定する都道府県警察の公式発表と、住居地を管轄する警察署の案内をご確認ください。本ページの記載は上記の確認日時点の公開情報であり、その後変更されている場合があります。

結論:全国共通なのは「金額」と「申込先」だけ

共通しているもの:受講手数料 6,900円/申込先は 住居地(住所地)を管轄する警察署(多くの県で生活安全課・生活安全担当課)。

県ごとに違うもの:申込の締切/受付の開始日/電子申請の可否/年間の開催回数/日程の公表のされ方/定員の有無/手数料の納付方法。

つまり「猟銃等講習会の申込期限」を一律で覚えることはできません。自分が住んでいる県の締切を、最初に一度だけ確認しておくのが唯一の対策です。以下は、その差が実際にどれくらいあるかを公式記載で示したものです。

1. 申込の締切(公式ページの表現をそのまま)

都道府県申込の締切(公式ページの表現)公式ページ
熊本県事前申込みは開催日の1か月前から前日まで(土日祝日を除く)。郵送は2週間前必着、当日申込みも可熊本県警察↗
長野県開催予定日の前月初日から5日前まで(先着順・定員に達し次第締切)長野県警察↗
長崎県各開催日の5日前までに(e-Gov電子申請も可・定員となり次第終了)長崎県警察↗
佐賀県講習会開催日の5日前までに佐賀県警察↗
大阪府開催回ごとに締切日を公表(令和8年度の5回は開催日の4〜7日前)大阪府警察↗
和歌山県開催回ごとに受付締切日を公表(確認した令和8年9月の回は開催日の14日前の午後5時)。定員に達すれば締切和歌山県警察↗
埼玉県希望する講習日の7日前まで埼玉県警察↗
栃木県開催日の7日前まで(定員15名になり次第締切)栃木県警察↗
福島県希望する講習会開催の日の7日前までに(会場の都合で締切り前に受付を終了する場合あり)福島県警察↗
岡山県開催日の7日前(その日が県の休日なら、その直後の休日でない日)岡山県警察↗
鳥取県講習会開催日の7日前までに(正式な告知は開催20日前の鳥取県公報)鳥取県警察↗
鹿児島県開催回ごとに申込期限を公表(確認できた2回は開催日の7日前)。定員になり次第締切鹿児島県警察↗
滋賀県講習開催日の1週間前までに(警察署を経由して滋賀県公安委員会へ)滋賀県警察↗
島根県受講しようとする講習会の1週間前までに(公表されている開催要領による)島根県警察↗
兵庫県開催日の1週間前(その日が土日、休日の場合は翌開庁日)まで兵庫県警察↗
福岡県告示日から開催日の1週間前まで福岡県警察↗
福井県講習会開催日の2か月前から1週間前までの間に福井県警察↗
北海道講習会開催日の10日前までに北海道警察↗
秋田県受付期間は令和8年4月13日から各開催日の10日前まで(平日の午前9時〜午後4時)秋田県警察↗
青森県希望する講習日の10日前までに(受付は希望する講習日の2ヶ月前から)青森県警察↗
茨城県開催日の3か月前から10日前まで(定員に達すると期間中でも受付不可)茨城県警察↗
静岡県開催回ごとに受付期間を公表(確認した回は開催の10日前まで・土日祝を除く)静岡県警察↗
大分県開催回ごとに受付期間を公表(確認した令和8年9月6日の回は8月3日〜8月21日=開催日の16日前まで)。県内60名に達した時点で終了大分県警察↗
香川県受講日の10日前までに申請(会場によっては定員に達した時点で終了)香川県警察↗
山梨県講習日の3か月前から10日前まで(定員に達した場合は受付終了)山梨県警察↗
京都府開催回ごとに申込期日を公表(確認した回は開催日の12日前)京都府警察↗
岐阜県受講希望日の14日前まで岐阜県警察↗
三重県開催日の2週間前まで(令和8年度は全6回ともちょうど14日前)三重県警察↗
高知県講習会開催日の1か月前から14日前までの間に(事前連絡のうえ提出)高知県警察↗
愛知県日程公表後から開催日の2週間前まで愛知県警察↗
奈良県受講を希望する日の2週間前までに(定員になり次第受付終了)奈良県警察↗
愛媛県開催回ごとに公告で受付期間を公表(確認した新居浜署の回は開催約1か月前から開催日の7日前まで・警察署窓口へ提出)愛媛県警察 生活安全部(猟銃等講習会の開催案内)↗
富山県講習会開催日の20日前までに富山県警察↗
広島県開催日の20日前まで(窓口のほかe-Gov電子申請も可)広島県警察↗
宮城県各開催日の1か月前から1週間前までの間宮城県警察↗
岩手県各開催日の1か月前から1週間前まで(受付は平日9時〜16時)岩手県警察↗
群馬県初心者講習会開催日の概ね1ヶ月前まで群馬県警察↗
石川県希望開催日の1か月前までに(経験者講習は10日前までで、初心者だけ早い)石川県警察↗
千葉県講習開催月の2か月前の1日~講習開催月の前月末まで(土日祝日を除く)千葉県警察↗
新潟県インターネットでの事前登録(抽選)が先。確認した回の事前登録の締切は開催の約2か月前新潟県警察↗
山形県締切ではなく受付開始日を回ごとに公告(確認した6回はいずれも開催日の約1か月前)。定員に達した時点で終了山形県警察↗
東京都本文に締切の記載なし(オンライン予約のうえ申込)警視庁↗
神奈川県各講習の申込み期限は住所地を管轄する警察署(生活安全第一課)へ確認(一律の日数は非公表)神奈川県警察↗
山口県本文に締切の記載なし(日程表・手数料・申込先のみ掲載)山口県警察↗
宮崎県本文に締切の記載なし(実施日時・場所は各警察署が実施の約1か月前までに決定)宮崎県警察↗
徳島県公表されている開催日程に締切の記載なし(各開催日の受付時間は午前9時〜9時30分と公表)徳島県警察↗
沖縄県初心者講習については締切の記載なし(経験者講習は公安委員会の告示で「実施日の5日前まで」=別の講習)沖縄県警察↗

都道府県ごとの詳しいページ

※ 11都道府県(北海道・青森・宮城・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・富山・兵庫・福岡)は 2026年8月10日、24府県(大阪・愛知・静岡・茨城・広島・京都・新潟・長野・岐阜・栃木・岡山・三重/熊本・鹿児島・滋賀・山口・愛媛・奈良・長崎・岩手・石川・宮崎・山形・香川)は 2026年8月14日、残る12県(秋田・福島・山梨・福井・和歌山・鳥取・島根・徳島・高知・佐賀・大分・沖縄)は 2026年8月15日に、それぞれ各公式ページを開いて確認しました。表現は公式ページのものをそのまま引用しています。「開催回ごとに公表」としている県は、共通の「◯日前まで」というルールが本文に書かれておらず、回ごとに締切日が示される方式です(そのため、上の表の日数は確認した回の実績です)。「記載なし」は、当日そのページ本文に該当の記述を見つけられなかったという意味で、締切が無いという意味ではありません(別のPDFや警察署の案内で示されている場合があります)。

いちばん危ないのは「前月末まで」型です。千葉県のように開催月の前の月で受付が閉まる県では、たとえば9月16日の講習に申し込めるのは8月末までです。埼玉県(7日前まで)の感覚で動くと、丸ごと1回分、次の開催まで待つことになります。開催が年3〜5回の県では、それが数か月の遅れになります。

2. 「早すぎても受け付けてもらえない」県があります

締切だけでなく、受付の開始日が決まっている県があります。思い立った日に窓口へ行っても、まだ受け付けてもらえないことがあります。

つまりこれらの県では、受付できる窓が数週間から数か月ぶんしかありません。逆に言えば、開催日が公表された時点で「いつからいつまでに動くか」が決まります。

3. 電子申請は「できる県」「必須の県」「できない県」が並んでいます

都道府県公式ページの表現
東京都「警視庁行政手続オンラインより予約をした上で、受講申込み方法を電子申請又は窓口申込みで選択できます。」
群馬県「ぐんま電子申請受付システム(Logoフォーム)により、事前申込を行う必要があります」(そのうえで本申込時に6,900円を群馬県証紙で納付)
神奈川県「インターネットによる受講申込みはできません。」(住所地を管轄する警察署の生活安全(第一)課へ申込書1通に写真1枚を添えて提出)
広島県申込方法として「(1)住所地を管轄する警察署の生活安全(生活安全刑事)課の窓口での申込み」「(2)e-Gov電子申請」の2つを掲載
新潟県「受講には、インターネットによる事前登録が必要です」(登録後に抽選。当選者だけが警察署で本申込み。インターネット環境がない方は電話。夜間・土日祝は不可)
京都府「講習受講申込みの予約は、警察本部へ電話予約してください。講習受講申込書の提出は、住所地を管轄する警察署へ提出してください。」=窓口が2か所に分かれる
長崎県「e-Gov電子申請を経由して申込みをする場合、事前に住所地を管轄する警察署へ電話(土日祝除く)していただき、希望する講習の申込状況について確認をお願いします」=電子申請の前に電話が要る
愛媛県電子申請ではなく郵送の道が用意されている県。「受付時間内に電話で予約し、次の書類を警察署に郵送する」(電話予約は受講希望日の2週間前まで、書類は受講日の1週間前までに必着)
山形県「申込みは受付開始日の午前9時から可能で、事前予約等は不可。住所地を管轄する警察署に直接赴き、申込みを行うようお願いいたします」(郵送・代理人による手続きは別途可)
山口県「いずれの講習も申込みは住所地の警察署(窓口~生活安全課)に直接お越しいただくか、代理人による手続を行ってください」
山梨県猟銃等講習会について「電子申請・届出システムでの届け出も受け付けています。必ず受付状況を確認してください」
和歌山県「申込みに際しては、提出先警察署等担当者に事前に電話連絡をしてください」「電話予約の上で郵送による申込みも可能です」
徳島県郵送・代理人でできる手続きの一覧に初心者講習の受講申込みは入っていません(技能講習の申込みや各種証明書の受取りは対象)=窓口へ出向く必要があります
沖縄県初心者講習会・経験者講習会それぞれの郵送/代理人による受講申込みの記載例が公開されています

群馬県は「電子申請ができる」ではなく電子での事前申込が前提で、神奈川県はできないと明記しています。新潟県にいたっては、電子での事前登録をしないと抽選に参加すらできません。同じ制度でも入口の形がまったく違うので、他県の体験談をそのまま真似できません。

4. 開催回数と、日程の公表のされ方

「毎月どこかでやっている」わけではありません。公式ページで確認できた範囲では次のとおりです。

都道府県公表されていた開催日・回数日程の公表のされ方
埼玉県令和8年5月20日・7月22日・8月28日・10月14日、11月・令和9年1月・3月は「予定」年度分をページに掲載
千葉県令和7年11月27日、令和8年1月21日・3月17日・6月21日・7月10日・9月16日年度をまたいで掲載
富山県令和8年度に5回(4月24日・6月10日・7月15日・8月19日・9月16日)年度分をページに掲載
神奈川県令和8年8月18日・9月7日・9月18日の3回直近分をページに掲載
宮城県令和8年10月3日(土)。受講定員は先着60名(予定)直近分をページに掲載
兵庫県「次回は令和8年12月を予定しています」「開催のない月もあります」「毎月1日(その日が土日、休日の場合は翌開庁日)に兵庫県警察のホームページに掲示します」
福岡県—「開催日の約1カ月前に福岡県公報により告示」
青森県—「猟銃等取扱講習会(初心者講習)開催予定表」(PDF)
石川県令和8年に5回(2月18日・4月8日・6月10日・8月5日・10月7日)。会場はいずれも石川県警察本部年間の日程表(PDF)を掲載
山形県令和8年度に6回。会場は県警察本部・鶴岡・新庄・南陽の各警察署、置賜総合文化センター山形県公安委員会の公告(PDF)に、開催日と受付開始日を併記
奈良県令和8年度上半期は2回(いずれも定員20人・奈良県警察本部聴聞室)奈良県公安委員会の告示(PDF)を半期ごとに掲載
鹿児島県年間の開催予定を月ごとの担当警察署で公表(4月=鹿児島西、5月=鹿屋、6月=薩摩川内、7月=奄美、8月=南さつま、9月=鹿児島南、10月=鹿児島中央、11月=姶良)直近の回だけ実施日・受入人数・申込期限を表で掲載
宮崎県令和8年度は宮崎市3回・都城1回・日向1回の予定「詳細な実施日時、場所等については、各警察署において実施の約1か月前までに決定します」=月と場所までしか公表されない
愛媛県—警察署ごとに1枚ずつお知らせ(PDF)が出る形。年間をまとめた表はなし
島根県「令和7年12月〜令和8年3月の間、初心者講習の実施予定はありません」と明記(経験者講習は同じ期間も実施)4か月ごとの「開催要領」(PDF)を掲載
秋田県令和8年度は5回。確認時点で追加開催が1回公表されていた(会場はいずれも秋田市の秋田県生涯学習センター・定員30人)公安委員会のお知らせ(PDF)。追加分は別のPDFで掲載
福島県令和8年の初心者講習は4回(サンライフ福島・猪苗代町・いわき合同庁舎)福島県公安委員会のお知らせ(PDF)。ただし画像として作られたPDFで、文字検索・読み上げができません
佐賀県令和8年は6回。会場はいずれも佐賀県警察本部年間分をページの表に掲載
鳥取県令和8年は5回(鳥取県庁・米子・倉吉)年間分をページの表に掲載。「正式には20日前の鳥取県公報に登載してお知らせします」
福井県令和8年は5回(福井市・若狭町)お知らせ(PDF)。「大雪などの影響により、講習日時等を変更することがあります」
沖縄県—(初心者講習は開催案内が公表されていない)確認できたのは台風による延期のお知らせのみ(令和8年度第2回:8月8日→8月22日)

定員がある県もあります。宮城県警察は受講定員を「先着60名(予定)」と案内しています。締切前に埋まる可能性があるので、「締切ぎりぎりに出す」が通用しない県があるということです。

また、日程を見に行くタイミングも県で違います。兵庫県は毎月1日に更新、福岡県は約1か月前に県公報で告示、青森県はPDFの予定表。年度のはじめに一度だけ見て「載っていなかった」と思い込むと、機会を逃します。

5. 全国共通の部分(ここは覚えてよい)

6. 締切より先に決まる「もう1つの締切」

申込の締切を守っても、講習の当日に受ける修了考査に落ちれば、また次の開催を待つことになります。考査は○×式50問・60分・おおむね9割(45問)以上で合格です(警察庁通達「猟銃等講習会における考査の運用要領について」令和3年4月1日 丁保発第34号)。年3〜5回しか開催されない県では、1回の不合格が数か月の遅れに直結します。

講習会そのものの内容・考査の出題範囲・所持許可までの流れは、猟銃等講習会(初心者講習)とは?考査の内容・申込先・費用・所持許可までの流れにまとめています。

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出典(このページで参照した公式ページ)